働き方改革の導入で副業を認められ、副業を始める方は徐々に増えてきました。
自宅では手狭、集中できない等の理由で、レンタルオフィスを検討している方はいませんか?
最近は比較的に料金が安価なレンタルオフィスがあるので個人でも借りやすくなっていますが、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
今回はレンタルオフィスを探す際に確認しておきたいポイントをご紹介しましょう。
賃料以外のオプションや駐車場
格安料金でレンタルされているオフィスがありますが、安いのには訳があります。
実は賃料以外に共益費や管理費、駐車場などの諸経費が加算され、総合的に見ると高くなってしまうことがあるのです。
さらに、レンタルオフィスの場合、電話代行や宅配ボックスなどのサービスが付いてきますが、賃料に含まれず有料サービスになっていることもあります。
オプション料金に関しては賃料を見るだけでは分かりづらく、実際に利用してみると想像以上に固定費がかかってしまう可能性があるでしょう。
最終的にどれだけの料金がかかるのか確認しておくことが大事です。
また、車を利用する人やオフィスに顧客が来る場合があれば、駐車場の有無も確認しておきましょう。
駐車場が用意されない場合は、近隣にパーキングがあるか確認してください。
安心して利用できるセキュリティ体制
副業で色々な情報を扱う場合、安全にレンタルオフィスを使うためにもセキュリティの確認も必須です。
不審者の立ち入りを防ぐためには、ビルと警備会社が契約しているか、どのようなセキュリティ体制を完備しているかチェックしましょう。
他にもビルの入り口がオートロックとなっているか、個室のドアもしっかり施錠できるか確認してください。
個人情報を扱う場合、備え付けのキャビネットなども鍵がかけられると安心です。
同時にインターネットのセキュリティもチェックしてください。
備え付けのフリーWi-Fiではセキュリティが低く、他人に情報を盗まれる可能性があります。
レンタルオフィスの中にはマンションタイプの回線を引けるところもあるので、個人で引けるかどうか聞いておきましょう。
レンタルオフィスは完全個室または半個室
レンタルオフィスには完全に部屋が仕切られた完全個室と、大きな部屋を仕切りで簡易的に区切った半個室の2種類があります。
しかし、実際に多いのは半個室タイプで、空調機器が共同となる分賃料が安い傾向にあります。
その一方で、音漏れやセキュリティ面、温度調節の配慮がデメリットです。
音盛れや空調に不安がある場合は、完全個室のレンタルオフィスを選ぶようにしましょう。
レンタルオフィスの選び方のポイントについてご紹介してきました。
やはり料金が一番気になるところですが、設備や仕様、環境などを把握しないと副業をする上でデメリットを受ける可能性があります。
ご紹介したポイントを確認して、慎重に決めていきましょう。