皆さんは食費をどのようにやりくりしていますか?
月にいくらで、週にこのくらいでと予定を立てて予算を組んでいる方も多いかと思います。
しかし、細かく計画を立てても思い通りにならないということは多いですよね?
そこで今回は、計画を立てる時に「これさえやっていれば大丈夫」と思える食費計画のポイントを教えましょう!
家計割合で決めないこと
だいたい食費は家計の15%~20%の範囲でのやりくりが丁度良いとされています。
しかし、同じ手取りでも家族の構成や都心なのか地方なのか、住んでいる地域によっても変動しますね。
そのため、家計の15%~20%はあくまでも目安となるので、必ずその範囲で押さえる必要はありません。
では、どのように食費を計画していけばいいのか、そのポイントを見ていきましょう。
計画を立てる上での3つのルール
食費の支出を計画する際は、3つのルールに則って計画していくと良いです。
その3つのルールは次のものとなります。
・外食は予算とは別!
外食も食費に該当しますが、予算は別々に計画してみましょう。
あえて分けることで支出が多くなった原因が外食にあるのかどうかを把握しやすくなります。
「食費〇万、外食○万」というに計画を立てることで、無駄な外食費の支出を抑止できますよ。
月にどのくらい外食をするのか、どんな食事が多いのか把握すると外食の予算が立てやすくなります。
・食費を細かく分割する
「1ヶ月の食費は〇万!」と決めている人もいるでしょう。
人によっては週で考えている人もいると思いますが、ざっくりした計画では食費が納まりきらないケースが多いです。
ここで考える分割とは、米・調味料・保存食品は別途の予算で分けることです。
週で予算を決めても、お米や調味料などを買い込んだ週はお金が苦しくなるので、別に考えた方が良いですよ。
お米であれば1ヶ月に食べる量から予算を求められます。
例えば、1日3合であれば1ヶ月で13.5kgの消費となりますね。
5kg1700円のお米を購入している場合、金額とグラムを割ると1gmあたり340円となるので、1ヶ月の消費量を欠けるとお米の予算は4590円となります。
調味料や保存料は来月までに購入が必要なものをリストアップして、そこから予算を立ててまとめ買いすると良いでしょう。
・残った可処分所得から食費を設定
実際に食費を設定する際は、毎月支払う固定費を差し引いた金額から考えると良いでしょう。
固定費とは家賃、光熱費、交際費、学費、貯蓄などが当てはまります。
残った資金から外食予算・米・調味料・保存食品を差し引きば、残りは全て食費に充てることが可能です。
週数で分ければ、1週間で使う予算範囲も決められますよ。
節約ができない、貯金がたまらないと悩む方は食費から見直してみてはいかがですか?
食費がかかりすぎていると思った時、ご紹介した3つのルールを参考にすると予算範囲でのやりくりが容易になるので、ぜひチャレンジしてみてください。