サンダルは靴ずれしやすい?原因と対処法

熱くなると、少しでも涼しさを取り入れるためにサンダルを履く人が多いのではないでしょうか?
デザインの清涼さと通気性から夏になると好まれるようになるサンダルですが、デザインの関係上、靴ずれが起きやすい靴でもありますね。
なぜ、サンダルは靴ずれがしやすいのでしょうか?
この記事では、靴ずれの原因とその対処法についてご紹介します。

サンダルで靴ずれをする原因

足の甲に当たる部分を「アッパー」と呼びますが、ここに靴擦れの原因があります。
サンダルは通気性を良くするために、アッパー部分が数センチ幅の革やベルトを組み合わせたものや切れ目のようなデザインが付けられたものもあります。
切れ目など空間があると足がはみ出やすくなり、通常の靴と比べ何度もアッパーの端と当たりやすくなります。
何度も当たることで皮膚が擦れてしまい、靴ずれにつながるのです。

靴ずれになりやすい部分とその対処法

靴ずれが起こる原因として、特定の部位と擦れた際に起こることがあります。
その箇所を把握しておくことで、靴ずれにならないよう対策を練ることができますよ。
また、靴ずれを起こらないようにするには、その要因となる部分を足に触れないように加工する必要です。

・デザインの端が硬い
切れ目の入ったデザインの場合、ほつれないように補強されているものがあります。
靴の強度を高めるために必要なものですが、これにより靴ずれの原因になっていることも…
補強された部分が革の場合はよく揉んで柔らかくすると、当たっても靴ずれがおきにくくなりますよ。
揉んでも柔らかくならない時は、トンカチなどで潰してみてください。

・ミシン目や裏革の断面
ベルトのようなデザインをしている場合、ミシンの網目に沿って裏革が裁断されているものがあります。
薄くて硬い素材の場合、裁断面が鋭利になっており、肌に当たると靴ずれになる場合があります。
ミシン目が原因の場合は、トンカチなどででこぼこを無くすことで改善できます。
裁断面があたっていたい場合は、角がなくなるよう斜めに切断してみましょう。

・切れ目が内側
切れ目デザインの中には断面が内側を向いており、肌に対し食い込みやすくなっているものがあります。
意図してではなく偶然になるものですが、断面が内側に入っているサンダルは足の指周辺の他に甲周りも靴ずれになりやすいです。
対処法として、外側をむくように癖付けしてみましょう。
手でやっても良いですが、専門の道具を使うことで効率的に対処できますよ。

好きな靴なのに靴ずれをしたから履かなくなった、というのはとても悲しいものです。
もし、購入したサンダルで靴ずれになってしまったら、ご紹介した対処法を試してみてくださいね。