近年、特に若い世代に人気なタピオカ。
モチモチとした食感が特徴的で、ミルクティーなどの飲み物と一緒に食べるのが定番ですよね!
定番スイーツとして扱われていますが、そもそも何から出来ているのか知っていますか?
今回はタピオカの正体やダイエット中も食べていいのか、ご紹介しましょう。
タピオカの原材料は芋!
タピオカはキャッサバ芋で作られています。
キャッサバ芋は世界的に食べられている食材で、日本では加工食品のつなぎをして活用されています。
キャッサバ芋には苦味種と甘味種があり、タピオカでは甘味種が使っているのが1つの特徴です。
抽出されたでんぷんをまとめ、水分を吸わせることで独特の弾力を持つタピオカが完成します。
元々は白色ですが、タピオカドリンクなどで使われるものはカラメルや黒糖で着色し、タピオカパールとも呼ばれる黒いタピオカに加工しています。
タピオカはダイエットの天敵となるのか
タピオカは弾力があるので満足感があり、腹持ちに期待する人は少なくありません。
まずはタピオカの栄養から見ていきましょう。
デンプンを丸めたものなので、たんぱく質や脂質がほぼない炭水化物。
食物繊維も含まれていますが、全体の1%以下しか入っていないためお通じの改善にも役に立ちません。
また、タピオカは無味なので砂糖をかけたり、甘いドリンクと一緒に食べる方法が基本的で、ムダに糖質を摂取することになります。
そもそも、タピオカドリンク1杯に入っている量はそれほど多くはないので、腹持ちさせるには複数杯飲む必要があり、結果的にダイエットにならなくなりますね。
味付けなしで食べればカロリーは多少抑えられ満腹感も得られますが、美味しくないので長続きしない可能性が高く、ダイエット失敗のリスクが高いです。
好きなタピオカドリンクで痩せられれば本望ですが、高カロリーになりやすいドリンクであると認知し、ダイエット中は極力控えた方が良さそうですね。
キャッサバは有毒性があると言われていますが、タピオカの製造工程で栄養はほとんど抜けるため、体に害を与える心配はありません。
しかし、砂糖などの甘味料と一緒に食べるものなので、高カロリーになりやすく、食べ過ぎは太る要因となりますよ!
また、でんぷんは消化に時間がかかるので、短時間の大量摂取はお腹のゆるみにつながるので注意してくださいね。
ダイエットには不向きですが、タピオカドリンクが美味しいことは確かなので、栄養や毎日の食事に気を使いながら楽しみましょう。