目覚ましや疲労回復を目的に、カフェインを含むエナジードリンクやコーヒーをよく飲む人は多いですよね。
カフェインには疲労感を緩和し、集中力を高める作用があることで親しまれていますが、同時に命を落とすリスクもあるので過信は禁物!
この記事では、カフェインの危険性と予防策についてご紹介します。
死に至るカフェイン中毒
カフェインは紅茶やコーヒー、緑茶などにも含まれており、さらにチョコレートなどの食品の苦味成分として使用されています。
身近な飲食物から摂取できるカフェインですが、短期間での過剰摂取は急性中毒を招くので注意が必要です。
具体的には1日250mgのカフェインを摂取してしまうと、興奮状態が収まらなくなり、睡眠障害や吐き気、脈が速くなるといった症状があらわれるようになります。
過剰摂取を長年続けてしまうとカフェイン中毒となり、吐き気や体調不良を訴えるようになり、最悪死に至る可能性があるので取り過ぎには警戒が必要!
カフェイン中毒の治療法
カフェインを過剰摂取すると吐き気や悪寒などが発生し、それを抑えるためにカフェインを求めるようなった状態をカフェイン中毒と言います。
カフェイン中毒を治すための薬剤は存在しなため、重度のカフェイン中毒に陥った際は入院し集中治療を受ける必要があります。
中毒が深刻化すると抜け出すまで時間がかかってしまうため、早期治療が非常に重要ですね。
毎日コーヒーやエナジードリンクなど大量に摂取しないと気がすまない、胃痛や吐き気、焦燥感・興奮、むずむず感など体に異変が見られる時は早めに医師へ相談しましょう。
カフェイン中毒の予防方法
コーヒーや紅茶、チョコレートなど身近なものに含まれているので、摂取の回避は至難の業と言えます。
一度に過剰摂取しなければ中毒にならないので、カフェインの含有量を意識してコントロールすることが予防につながりますよ。
例えば、エスプレッソコーヒーなら50mlで140mg、ドリップコーヒーなら150mlで135mgが目安です。
エナジードリンクは商品によって異なりますが、80mgと少量のものもあれば、300mgを超えるものもあるので、ラベルを見て確認しましょう。
ラベルには商品mに対しての1日の摂取上限が記載されているので、それを守ることも大事ですよ!
集中したいからとカフェインを過剰摂取は命を脅かすので、毎日コーヒーやエナジードリンクなどを口にする人は摂取量を見直してみましょう。
カフェイン自体に疲労回復効果はないので、根本的な解決は休息をしっかり取ることが大事ですよ。
カフェインに依存せず、健康的な生活を心がけましょうね!