干し野菜は美味しさだけではなく、栄養もギュッと詰まっているものだとご存知ですか?
保存が利くようにもなっているので、非常に重宝される食材です。
そんな干し野菜は、天気の良い日に干すだけで簡単に作れます。。
今回は、野菜別に干し野菜の作り方を紹介していきましょう。
切り干し大根
大根の安売りで丸々1本買ってしまう人は多いのではないでしょうか。
1本使うことは家庭によっては難しく、結構な頻度であまることがある野菜でしょう。
しかし、切り干し大根にすれば保存が利くようになり、非常時に重宝する食材に変わります。
おすすめの作り方は、ピーラーを使うことです。
ピーラーを使用すると、市販で売られている切り干し大根よりも長くて幅が広い物に仕上がります。
食べた時の食感がより食べ応えのあるものになり、美味しく感じますよ。
大根の成分の多くは水分です。
その水分を干すことで一気になくなり、小さなサイズになっても栄養価が残ります。
重さは元の大根の10分の1になり、小さな中に栄養価がたっぷり詰まった野菜が完成します!
干し玉ねぎ
玉ねぎは干すことによって、甘みや旨みが凝縮されます。
味が染み込みやすいようにもなるので、調理時の時間短縮にも繋げられます。
ただ、辛味や苦味も残ってしまうので、新玉ねぎや甘みが強い品種を選んで干すと良いでしょう。
干す際は、スライスしてなるべく重ならないようにすると、素早く干し玉ねぎが完成します。
4時間~5時間ほどで作ることができ、その日のうちに料理に使えますよ。
干しきのこ
干しきのこは、シメジや舞茸、椎茸と色んなきのこで作ることができます。
ザルにきのこを並べて、シメジや舞茸であれば半日、椎茸の場合には2、3時間ほどで干しきのこが完成します。
シメジや舞茸は小房に分けることで、更に完成までの時間が短縮できますよ。
干し芋
たくさん収穫できるさつま芋も干し芋にすれば、手軽に食べられるおやつに変身します。
作り方は皮つきのさつま芋を蒸し器で柔らかくなるまで湯で、カットします。
ザルに乗せて1日干しますが、お好みの干し加減になるまで干して大丈夫です。
人によっては2日間以上干す人もいて、噛み応えのあるものにしていますよ。
密封しておけば、冷蔵庫では1週間、冷凍庫では3週間の間美味しく食べられます。
干し野菜になると小さい中に栄養価がギュッと詰まり美味しくなることで、野菜が苦手な子供にも食べやすいものにできます。
干す場合には、ざるや干しかごを使うことで、早く干し野菜を作れます。
ぜひ、この機に作って食べてみてはいかがでしょうか?