暑い夏が終わり、冬に着実に向かっていますが冬の定番と言えば「鍋」ではないでしょうか。
鍋は野菜をたくさん摂る事ができる為、「ヘルシー」だと言われていますが、これは本当なのでしょうか。「鍋=ヘルシー」の真相を調査してみました。
昆布だしの旨味で楽しむ
鍋を作る時、まず最初に鍋の味を決めますよね。
トマト、カレー、味噌、チーズ、醤油‥‥最近では様々なレパートリーが増え、どれにしようか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
ダイエット目的で鍋を食べる場合は、昆布だしをオススメします。
これは、日本と言えば昆布で旨味の宝庫と言われているからです。
甘味・塩味・酸味・苦味‥‥これらの他に第五の味覚として海外からも注目されている昆布は、食欲がない時でも昆布の香りがするだけで、食欲を引きただしてくれます。
煮込みすぎに注意!
鍋にはたっぷりの野菜をいれ、グツグツと煮込む…これは定番!と思い込んでいる人も多いはず。
野菜やきのこには食物繊維がたくさん入っていますが、煮込みすぎには注意が必要です。
なぜなら、歯ごたえはもちろんきのこから出た出汁が他の食材に移ってしまうからです。
野菜を入れる事は問題ありませんが、鍋をヘルシーに楽しむのであれば野菜本来の歯ごたえも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
〆は糸こんにゃくで
やっぱり鍋の〆は、うどんかラーメン。しかし、色々な旨味が出たスープに入れて煮込んでしまうと、高カロリーになってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、糸こんにゃくです。
こんにゃくは、不溶性食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれるメリットがあります。
最後に糸コンを入れグツグツ煮込み、しっかり噛みながら食べる事で満足感を得る事ができます。
最後に
鍋はヘルシーな料理といったイメージが強いですが、入れる材料やスープによってカロリーが全然違ってきます。
ただ、グツグツ煮込むのではなくそれぞれ入っている具材の食感や味を楽しむ事も大切です。
入れる材料によって、鍋の味も変わってきますので具材同士がけんかしないように注意しましょう。
そして、鍋でダイエットを考えているなら「具材は硬め、麺は糸コン」を基本にすると、カロリーを気にする事なく思いっきり鍋を楽しめます。
自宅で鍋をする時だけではなく、外食時にも意識してみてはいかがでしょうか。今まで食べていた鍋への考えが変わってくるかもしれませんよ。