5月病といい、GW明けあたりで気だるい症状を訴える人が増えると言いますが、実は5月病はいつでも起こりうるものなのです。
正式名称は適応障害と言い、大きな生活の変化やストレスが溜まりすぎる出来事などがある場合に発生します。
心が弱っているとそういったメンタルの病にかかってしまう可能性もあるので、早期に気付くのが一番です。
心が弱っているサインはどんな症状?
心が弱っている時、具体的にどのような症状が出てくるのでしょうか?
気分や心へのサイン、体の不調として出てくるサインを見てみましょう。
心へのサイン
心への不調は、多くの場合段階的に出てくるか、突然症状が悪化したりして数段飛ばしにでてきます。
イライラ、だるさ、不安、抑うつという段階があり、一番重いものは抑うつ症状です。
最近何かイライラしたり、ちょっとした事でカッとなったり、表に出さないもののお腹の底の方でむかむかしていたりと言ったことは、この現状を何とかしたいという現れです。
疲れを感じていたり、だるかったり、何か不安で落ち着かなかったりというものは中間症状、そしてそれらのサインが出ていても解決しない場合は、何もかも面倒に感じたり、憂鬱な気分が続いたり、突然悲しくなってきたりといった抑うつ症状へ繋がります。
体の不調
体の不調は、何らかの症状を感じて病院に行っても、特に悪いことはないと言われて不思議に思うような形で発覚したりします。
腰痛、頭痛、肩こり、目の疲れ、動悸息切れ、食欲の乱れ、便秘や下痢、不眠症状や過睡眠などが、ストレスによって引き起こされるケースがあるのです。
心の不調に押される形で複合的に出てくることもあり、自分が自覚する以上に現状の改善を心が欲している際、こういったサインがでてきます。
サインに気がついたら早めに休もう
例えばその原因は仕事かもしれませんし、人間関係かもしれません。
たまたま行った先で起きて、もうそこに行かないと決めても、実は内心引きずっていることがストレスだったりします。
原因は様々ありますが、ストレスに最も有効なのは休むことです。
ゆっくり寝たり休憩したりということでも良いですし、自分の趣味を存分に楽しんだり、友達とストレスを忘れるくらい遊んだり、話したりするのも休むことになります。
ストレスを放っておいて我慢すると、それは鬱病につながったり、最悪の場合自殺をしてしまうこともあるので自分の心のサインを見つけたらしっかりと休むようにしましょう。