食べて痩せる!ダイエットのための正しい食事法を解説

ダイエットには運動が大切!
それは分かっているけど、体を動かすのが苦手で続かない…
そんな人も多いのではないでしょうか。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、筋トレをしても体型が変わったことを実感するまでに時間がかかってしまいます。
運動が嫌いで筋肉もつきにくい人におすすめなのが、食事によるダイエットです。
今回は、痩せる体質になる食事法について解説しましょう。

糖質制限が最有効!脂肪がつきにくい体へ

ダイエットの敵といえば、糖質をイメージする人も多いですよね。
糖質は生命維持に必要なエネルギー源ですが、摂り過ぎると余ったブドウ糖が脂肪組織に取り込まれて脂肪酸を合成し、脂肪として蓄えられます。
急激に血糖値が上がることで多くのインスリンが分泌され、脂肪に変わる糖質の量もさらに増えてしまいます。
糖質の適正摂取量を守るとともに、血糖値が急上昇しないような食事の仕方をすれば痩せやすい体質になると考えられるでしょう。

新常識はオイルファースト!野菜よりたんぱく質を食べよう

かつては野菜に含まれる食物繊維が血糖値の上昇を緩やかにするといわれていましたが、最近の研究では脂質の方がよりインスリンの分泌を抑えていることが分かりました。
オリーブオイルやサラダ油、ごま油、マヨネーズなどの油分をはじめに摂り、その次にたんぱく質を摂取すると、より血糖値の上昇を抑えられます。
野菜にも大切な栄養素がたくさん含まれていますが、ダイエットにおいては肉や魚などでたんぱく質を多く摂取する方が効果的です。
例えば唐揚げにマヨネーズをつけて食べ、その次に野菜、最後にごはんなどの炭水化物を食べましょう。
野菜を先に食べると、たんぱく質にたどり着くまでにお腹いっぱいになってしまうこともあります。
ダイエットをするなら、脂質とたんぱく質を優先した食事がおすすめです。
ただし、脂質の取り過ぎは内臓脂肪増加につながるため、適正量を守るよう意識してください。

水の飲み過ぎに注意!むくみの原因にも

モデルのなかには、とにかくたくさん水を飲むことで体型維持しているという人も多いです。
SNSで「お腹が空いたら水を飲んでごまかす」などの自己流ダイエット法を紹介しているインフルエンサーもいますが、水を多く摂取したからといって代謝は上がりません。
代謝が低い人の場合は、水分が上手く排出されずむくみを引き起こしてしまう可能性もあります。
1日2l飲んで良いのはしっかり運動して汗をたっぷりかき、代謝も活発な人だけ。
水の飲み過ぎは体を冷やすことにもつながるため、冷え性の方は夏は1l、冬は500mlで十分です。

 

糖質の適正量は年齢や体型、生活習慣によっても異なります。
極端に制限するとエネルギー不足で体調を崩しやすくなり、リバウンドの原因にも。
炭水化物や甘いおやつの食べ過ぎに注意しつつ、オイルファースト・たんぱく質ファーストな食事を意識しましょう。