6月は「梅仕事」の季節。梅仕事のやり方とは?

これからの時期、スーパーに梅が並び始め、「梅仕事」の季節がやってきます。
梅シロップや梅干を仕込み始めるという方も多いのではないでしょうか?
また、「梅仕事」にチャレンジしたいけど難しそうだなと思っている方もいると思います。
そこで今回は、この時期ならではの梅仕事のやり方を紹介しましょう。

基本の下ごしらえをマスターしよう


「梅仕事」をするためには、基本的な下ごしらえをマスターしなければいけません。
下ごしらえはどのように行うのか見ていきましょう。

①梅の実を選ぶ

梅の実は、青いまま出荷される青梅と完熟してから出荷される完熟梅があります。
梅酒や梅シロップを作りたい場合は、梅のエキスをたくさん抽出したいので青梅を選びましょう。
梅干を作りたい場合は、そのまま食べるので完熟梅がオススメです。
どちらを選ぶにしても、皮にハリがあり傷が少ないものをチョイスするのがポイントです。

②ヘタをとる

梅の実を水に漬けてアク抜きをしながら丈串などでヘタをとります。
実に生えている産毛も擦り洗いしながら取りましょう。

③水気をふき取る

産毛やヘタが取れたら、水気を丁寧にふき取っていきます。

下ごしらえは以上です。

初めてでも出来る梅干の漬け方

下ごしらえを済ませた梅を梅干しとしてつける方法を紹介します。

①熱湯消毒した容器に、下ごしらえをした梅の実と塩を交互に入れます。
②下漬けができたら、アク抜きをした赤しそを入れ、梅干ならではの鮮やかな色を出していきましょう。
③綺麗に色が入った梅は、干し作業で仕上げをします。
④干した梅を消毒した容器に入れたら完成となります。

まずは少しの量から始めてみると失敗するリスクも低いので、ぜひ試してみてください!

簡単に出来る梅酒はいかが?

梅酒は、梅干よりも簡単にできるので始めて「梅仕事」をする方にもオススメです。
作り方は、保存瓶の中に青梅と氷砂糖を交互に入れ、2~3段くらい重ねます。
そこにホワイトリカーを注ぎ込み、冷暗所に置いて完成を待つだけです。
3ヶ月くらい経つ頃から飲めるようになりますが、美味しく飲むためには1年くらい置くのが良いでしょう。

家族みんなで楽しめる梅シロップもオススメ!

梅酒だとみんなで飲むことはできませんが、梅シロップであれば家族全員で楽しむことができます。
梅シロップの作り方も非常に簡単です。
熱湯消毒した容器に、青梅と氷砂糖を交互に入れてふたをします。
それを2週間ほどおいておけば完成です。
完成までの間、1日1回振って混ぜるのがポイントです。

この時期ならではの「梅仕事」、やってみたいと思っている方は今年こそはチャレンジしてみませんか?