イラストレーターは、絵を描くのが得意な人やデザインの知識がある人におすすめの仕事です。
完全在宅も可能な職種で、子育て中の主婦や好きな時間に働きたい人からも選ばれています。
今回はイラストレーターの仕事内容と必要なスキルについて解説しましょう。
イラストレーターの仕事内容は?専門分野の知識が必要になることも
イラストレーターは、書籍の挿絵やキャラクターのイラスト、ロゴなどを作成して納品する仕事です。
アナログな方法で描いたイラストの現物を納品することもあれば、タブレットで描いたデジタルイラストのデータを納品する場合もあります。
簡単な挿絵やアニメ風イラストは、「絵を描くのが好き」程度の人でも受注可能ですが、工業製品のデザインや臓器の構造など専門的なイラストを依頼されるケースもあるでしょう。
クライアントからデザインの色やパーツごとのサイズ、使用する画材などを指定される場合もあり、簡単な仕事ばかりではありません。
修正が多いのは当たり前!根気強さとスケジュール管理が重要
イラストレーターの仕事はクライアントからダメ出しをされることも多いです。
時間をかけて作成したイラストでも、クライアントの希望により修正しなければならない場合があります。
数十回の修正を求められるケースもよくあるため、落ち込んでしまう人も。
また、自由な時間で働けることが、怠け癖や頑張り過ぎにつながる可能性もあります。
粘り強く仕事に取り組めるか、無理のないスケジュール管理ができるかが在宅ワークを選択する際の条件となるでしょう。
必要な資格やスキルは?クライアントの求める能力をチェック
資格がなくてもイラストレーターになることはできます。
リアルで精密なイラストだけでなく、ポップで単純なイラストを求めているクライアントもいるからです。
なかには、落書き程度のイラストがちょうど良いという案件もあるでしょう。
しかしイラストレーター募集の条件として、画像編集ソフトのPhotoshopやIllusuratorを使用できることが必須スキルとなっているケースが多いです。
他のツールでもデジタルイラストの作成はできますが、プロが使用するようなソフトで編集経験があれば信頼度が増します。
クライアントが求めている技能・作風をよく確認し、期待に応えられるスキルを持っているか考えてみましょう。
イラストレーターとしての仕事を受注するには、地域の求人情報やクラウドソーシングサイトをご利用ください。
応募作品の中から選ばれると報酬が発生する「コンペ」への参加もおすすめです。
副業などで個人的に仕事の依頼が欲しい場合は、SNSにイラストを投稿してファンを増やすのも良いでしょう。