コーヒーでダイエットができると耳にしたことはありませんか？
むしろコーヒーに含まれるカフェインが悪影響じゃないかと考える人もいるでしょう。
実は、ダイエット中の人にはものすごく嬉しい効果があるのです。
ダイエットしたい人だけでなく、普段からコーヒーを飲んでいる人も大注目ですよ。
なぜコーヒーで痩せるの？
コーヒーを飲んで痩せる理由には、コーヒーに含まれている「カフェイン」と「クロロゲン酸」の2つの成分が大きく関係しています。
「カフェイン」は眠気が抑えられると有名ですが、基礎代謝量を上げる効果もあり脂肪分解や燃焼作用につながります。
「クロロゲン酸」は、食後の血糖値上昇を抑えるだけでなく糖尿病の発症リスクを下げる効果もあります。
そのため、適切なタイミングで飲めばダイエットの効果が期待できますよ！
効果的な飲み方は？
一番効果的な飲み方としては「ドリップの浅煎りブラックコーヒー（ホット）を運動前後もしくは食後30分以内に飲む」ことです。
・インスタントよりドリップ
インスタントとドリップではカフェイン量が異なり、より多く含まれているのはドリップです。
より燃焼効果を上げたいのであれば、ドリップしたコーヒーを飲みましょう。
・深煎りより浅煎り
先ほど紹介した「クロロゲン酸」を多く含んでいるのが浅煎りコーヒー。
深煎りと比べて酸味が出やすいのが特徴です。
・ベストはブラック
ブラックが苦手という人も多いのではないでしょうか。
確かに効果があるのはブラックですが、飲みやすくするために無脂肪牛乳なら入れてもOKです。
・アイスよりホット
コーヒーに限らず、温かい飲み物は食欲を抑制する効果があります。
アイスは身体を冷やす原因にもなるので、できるだけホットで飲むのがおすすめです。
・飲むタイミングは運動前後か食後30分以内
運動前後に飲めば脂肪燃焼の効果がアップし、食後30分以内に飲めば食事の脂肪吸収を抑えてくれますよ。
適切な時間に飲まないと効果は薄れてしまうので、飲むタイミングには気を付けたいところです。
コーヒーダイエットの注意点
・飲み過ぎは逆効果
目安は1日5杯ほどです。
カフェインの過剰摂取により眠れなくなったり、胃痛を起こしたりする恐れがあります。
・妊娠中、搾乳中はカフェインレスのものを選ぶ
妊娠中にカフェインを摂りすぎると、流産や赤ちゃんの低体重のリスクが高まります。
カフェインレスのコーヒーにもクロロゲン酸が含まれていることが多いため、そちらを選びましょう。
コーヒーでダイエット効果を出すには飲むだけでなく、適度な運動や食事を心がけることも大切です。
あくまでもコーヒーは補助的な役割であることを覚えておいてください。
普段から飲んでいる人もこれを機に、飲むタイミングやコーヒーの種類などを見直してみてはいかがでしょうか。
