家庭と仕事のバランスを取るために、在宅での仕事を選んでいる人もいますよね。
手に職をつけて、自宅でお店を開業している人もいます。
今回は女性に人気のネイリストの仕事について調べてみました。
ネイリストってどんな仕事?在宅でもできる?
ネイリストは、顧客に対して、健康的な爪に整えたり保ったりするケアを施す「ネイルケア」と、爪を美しく装飾する「ネイルアート」を行う仕事です。
美容院やネイルサロンで勤務する人も多いですが、最近では自宅の一角をネイルサロンにして経営している個人事業主も増えています。
大きなスペースや、大掛かりな設備を用意しなくても済むので、手軽にお店を始められるでしょう。
家事や育児の合間に、在宅で仕事をしたいという人にもネイリストが選ばれています。
ネイリストになるには?必要な資格は?
ネイリストは、日本ネイリスト協会が主催する試験に合格すると取得できる資格です。
国家資格ではないので、資格を持っていなくても施術したり、お店を開くことはできます。
しかし、多くのネイリストの中から選ばれるためには、プロのネイリストであるという肩書きがあった方が有利かもしれませんね。
ネイルサロンやネイリストを探す人の中には、資格を持っているかどうかを気にする人も多く、企業の求人でも資格の有無は採用や給料に大きく関わります。
資格取得の方法は?スクールor独学
ネイリストの資格は、スクールで学ぶ方法と、独学で試験合格を目指す方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあるので見てみましょう。
・スクールで学ぶ
ネイリストの資格取得には、美容専門学校に通う方法と、ネイルについて専門的に学ぶスクールに通う方法の2種類があります。
美容専門学校では、ネイルだけでなくヘア・メイクなど美容に関して幅広く学ぶことができ、多くの技術や知識が身に付きますが、2年間で学費が200万円以上になることもあります。
実際に学校へ通わなくてはいけないので、他に仕事をしていたり、家事や育児をしていたりする人には難しいでしょう。
ネイルに特化したスクールであれば、美容専門学校よりは安く済み、通信学習を選べば自宅でも勉強できます。
・独学で学ぶ
自分で購入したテキストや、通信学習サービスを利用して勉強することができます。
また、ネイルサロンで働きながら資格取得を目指す人もいて、経験を積みながら知識を身に付けることができるでしょう。
「未経験OK」「資格がなくてもOK」という求人が見つかれば、応募してみると良いですね。
ただしこの場合、業務中は受付や雑務しか任されず、実際にネイルについて勉強したり施術の練習をしたりするのは、残業時間や自宅に帰った後になることも多いでしょう。
結局は自宅で学習するのとあまり変わらないという人もいます。
在宅での仕事を探している人は、自分でお店を開いてみるのも良いですね。
ネイルに興味がある人や手先が器用な人は、ネイリストの仕事を始めてみてもいいかもしれません。