女性の仕事の選び方!ライフステージに応じた制度は?

企業へ就職を希望している女性のみなさん、どのように会社を選んでいますか?
せっかく就職するなら、長く勤めたいと思う人も多いでしょう。
今回は女性が安心して働ける仕組みについてご紹介します。
出産後も仕事を続けたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

出産後も働きたい!育児をしながら働ける環境

人事担当者に対するアンケートでは、女性のきめ細やかな気遣いや仕事に対する正確性が会社に良い影響を与えていると回答する企業が多くありました。
しかし、女性は結婚や出産などのライフイベントにより、休業や退職する可能性もありますよね。
国立研究所の調査では、妊娠や出産で退職する女性は約4割いました。
育児をしながら働ける環境が整っていれば、優秀な女性社員が活躍し続けることができます。

困ったら確認!法律にも定められている制度

次の3つは法律にも定められている制度で、どの会社でも利用することができます。

・短時間勤務
「時短勤務」は労働時間を1日6時間に短縮できるという制度で、3歳未満の子どもを持つ母親・父親が希望することができます。

・育児時間
1歳未満の子どもを持つ母親は、育児をする時間を最低30分ずつ、1日に2回取ることができるという制度です。
請求する時間は1日分をまとめて1時間にしたり、短時間勤務と併用することもできます。

・子の看護休暇
未就学児の病気やケガを看護するために、年5日までの休みを取ることができます。
これは年次有給休暇とは別で取得でき、子どもが2人以上の場合は年10日になります。
この請求は口頭でも可能で、事業者は忙しいという理由でこれを拒否することはできません。

導入する企業が増えている!あると嬉しい制度

女性だけでなく、多様な働き方をする人を応援するために様々な制度を取り入れている企業が増えています。
労働時間や会社の仕組みを柔軟にすることで、多くの社員が活躍するチャンスにつながるのでしょう。

・リモートワーク
会社内だけでなく、自宅やカフェなどで仕事ができる場合があります。
リモートでの会議やデータの入力ができれば出勤時間の短縮になり、子育ての合間に仕事ができる女性もいるでしょう。

・カムバック制度
出産や育児を理由に退職した人の再雇用を推進する制度です。
子育てが落ち着いてから新たに就職先を探そうと思っても難しいことが多いですが、この制度があれば再就職しやすいでしょう。

・子連れ出勤
職場内に託児所がある企業が増えています。
また、近くで遊ばせながら仕事ができる職場もあります。
政府もこの制度を推進しているので、これから導入する企業が増えていくかもしれません。

 

女性は現状だけではなく、結婚後や出産後の未来の姿を想像して働き方を決めると良いでしょう。
どんな制度が必要か、友人や家族と話し合ってみるのもおすすめです。