目指せ褒め上手!部下の正しい褒め方とは?

職場で良好な人間関係を築くための方法の1つに「褒めること」が挙げられます。

また、昔は部下の成長のために職場内で部下を叱る光景をよく目にしましたが、今は褒めることで良い人材が育成できると言われています。
今回は、褒め上手になるためのポイントを紹介していきます。
職場での良好なコミュニケーションのヒントにしてくださいね。
 
 

褒めるメリットとは?

 
「人は周りから期待されることで成長する」と言われています。
これは、心理学ではピグマリオン効果と呼ばれています。
褒めることで、相手の自信とやる気アップにつながり、高い成果を上げることも期待できます。
また、褒める行為は相手をしっかり見て、認めているという気持ちを示します。
人は、自分に対し好意的な人にネガティブな気持ちは抱きにくいものです。
褒めてくれた人に対して信頼感も高まり、良好な人間関係につながります。
 

OKな褒め方

 
・相手のいないところで褒めると良し!
直接面と向かって褒められると社交辞令のように感じることもあります。
しかし、不在の時に、第三者から自分が褒められていたこと聞くと、思いのほか嬉しいものですよね。
直接言われるよりも第三者から「○○さんが褒めていたよ」と聞く方が、信憑性が増すと言われています。
直接褒めるのが苦手な方は、この方法からチャレンジしてはいかかですか?
 
 
・褒める内容は具体的に伝えよう!
褒める時には、「どこが良かったのか」を具体的に伝えましょう。
「良かったよ」といった抽象的な言葉で伝えると、どこを褒められているのか分からず、戸惑ってしまいます。
どこがどのように良かったのかを具体的に伝えることで、より前向きに行動できる力を得られますよ。
 
 

NGな褒め方

 
・他の人と比較して褒めることははやめましょう!
他の人と比較され褒められても喜びにくく、本当の意味での褒め言葉ではありません。
比較するのなら、「前よりもミスが無くなったね」など、相手の過去と今を比べ、成長を評価するのがおすすめです。
 
 
・過剰に褒めることは逆効果!
「一番すごいよ!」など、オーバーな言葉や、同じ言葉で何度も繰り返し褒めることはやめましょう。
オーバーに褒められると、相手は喜ぶどころか逆に皮肉を言われているように感じてしまいます。
褒める方に悪気は無くとも、信憑性を失い、相手を警戒させてしまうので気をつけましょう。
 
 
 
職場での良好な人間関係を築くには、褒めることが大切です。
ただ褒めれば良いのではなく、正しい褒め方をすることがポイントですよ。
今回紹介したポイントを参考に、職場での円滑なコミュニケーションに役立ててくださいね。