近年、世界的に問題になっている「フードロス」とは、まだ食べられる食品を廃棄してしまうことをいいます。
日本を始め、先進国や途上国でも発生している問題であり、解決のために様々な取り組みを行っています。
フードロス問題を解決するために、私たちには一体どのようなことができるでしょうか?
今回は、無駄なく食材を使えるコツについてご紹介します。
フードロスが起きる原因
日常生活の何気ない行動が、フードロスの原因になっているかもしれません。
ここでは、原因となっている行動を具体的に見ていきましょう。
まず初めに、主な原因として食材を必要以上に買ってしまうことが挙げられます。
セールをしていて安くなっているからといって、必要のないものまで買ってしまうと、使わないことがあります。
このように、使うことのないまま放置していると消費期限が切れてしまうので、廃棄しなければいけません。
また、食べ残しもフードロスの原因になっています。
調理の際に作り過ぎてしまったり、好き嫌いが多かったりすると、廃棄する食材が増えてしまいます。
私たちにできること
環境に負荷をかけているフードロスですが、一人ひとりが日々の食事を意識して行うことによって、大きく改善されていきます。
また、フードロスへの取り組みは節約にもつながるので、ぜひ実践してみてください。
・食べ切る、使い切る
調理をしている時、食事をしている時に、食べ切る・使い切るということを意識してみてください。
例えば、野菜は種類によって、皮まで食べられるものもあります。
皮付近にも栄養素が含まれているため、廃棄するのではなく工夫して調理・味付けをしてみてはいかがでしょうか?
・特売日に買い過ぎない
安くなっているからといって、特売日にまとめ買いをする人は少なくありません。
しかし、買い過ぎたせいで、食材を腐らせてしまったり、買ったことを忘れてしまっていたりすることがあるでしょう。
値段ではなく、本当に必要かどうか考えてから買うようにしましょう。
大幅に節約ができる
食費を節約するよりも、まず初めにフードロスを削減しましょう。
各家庭で生じる廃棄食品は、世界の年間食糧援助量に匹敵する途方もない量です。
この問題を解決するために、私たちができることを始めましょう。
また、無駄を出さないように買い物をしていれば、必然的に食費も抑えられます。
日本でも問題視されているフードロスは、私たちの日々の取り組みによって、解決に向かっていきます。
大幅に節約ができるので、ぜひ積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか?