事務の仕事は基本的にデスクワークなので、体力がない方からも人気の職種となっています。
しかし、事務の中にもたくさんの種類があり、ある程度の専門知識が必要になる事務職もあります。
今回は、事務の種類別にどんな人が向いているのか?をご紹介していきます。
一般事務
一般事務の仕事は、主に書類作成やデータ入力などです。
それゆえに、ある程度パソコンが使える方であれば採用される可能性が高いでしょう。
加えて、電話や来客の対応なども仕事内容に含まれるため、それらの対応に抵抗がない方に向いていると言えます。
しかし、専門的な知識などが必要ない分、他の種類の事務職に比べて給料が安くなりがちです。
また、会社によっては内容が難しくなる場合もあるので、事前確認が必要になるでしょう。
経理事務
経理事務の仕事では、主にお金に関する整理や管理を行います。
エクセルを使える人はもちろん、マクロを扱える人は重宝されます。
それゆえに、数字の扱いに自信がある人やお金に関する知識を持っている方に向いていると言えるでしょう。
お金に関わることなので、責任はかなり重くなります。
プレッシャーを感じやすい方は、一般事務を選択した方が良いかもしれません。
介護事務
介護事務は資格がいらない専門事務として注目されています。
ただし、取得しておくと有利になる資格は存在しますので、積極的に受けてみると良いでしょう。
介護事務は、主に介護施設を運営する上で重要な介護保険や介護報酬請求に関する業務を行っていきます。
介護事務という名称ではありますが、日中の勤務がほとんどなので、お子さんがいる方でも安心して働くことができます。
医療事務
医療事務は女性から人気を集めている仕事の1つです。
資格が必要だと勘違いされていることも多いですが、医療事務として働くために取らなければならない資格はありません。
しかし、ある程度の専門知識が必要になったり、覚えることが多かったりと、事務職の中ではかなりハードルが高いと言われています。
それゆえに、やりがいを感じたい方、覚えるのが得意な方に向いていると言えるでしょう。
また、医療事務の求人に応募するにあたって、医療事務技能審査試験や診療報酬請求事務能力認定試験を合格している方は優先的に採用されることが多いです。
医療事務をやってみたいという方は、それらの試験を受け、有利な状態で面接に挑みましょう。
今回は、事務の種類別にどんな人が向いているのか?をご紹介してきました。
事務職は簡単そうに見えますが、意外と根気がいる仕事になります。
体を動かすのが好きな方や職場でたくさんコミュニケーションを取りたい方には向かないかもしれません。
体力に自信がない方や日中に働きたい方は、ぜひ色々な事務職に挑戦してみてください!