普通じゃないと嫌われる!?嫌われたくない人の心理

最近では、少し「人と違う」だけで偏見を持たれたり、先入観から近寄りがたい人だと勘違いされたりすることが多くなりました。
自分のことは好きだけど、人からの評価を気にしてどんどん嫌になってしまう人もいます。
今回は「普通じゃないと言われるのが嫌!」という人の心理について紹介していきます。

同調行動とは?

日本人は周りと同じことに安心する人が多いため、「同調行動」を行うことが少なくありません。
同調行動とは、周囲の人の意見や行動に合わせてしまうことを言います。
周りの言動を見たり聞いたりした後に自分の言動を決めようとすると、同調行動が起きます。
「嫌われたくない」「間違ってはいけない」という心理が働くため、自分の意見を押し殺して周りに合わせることが多くなります。
しかし、必ずしも周囲の人たちが正解を選ぶとは限りません。
あなたが目指しているのは、「本当の正解が選べる人」と「周りが思う正解を選べる人」どちらなのでしょうか。
今一度、なりたい自分を明確にしてみてください。

嫌われたくないと思うのは自意識過剰?

普通の人を装うのに必死な方は少なくありません。
あなたが頑張って普通の人を演じていると、周りからも「普通の人」という認識をされている気になります。
実際に周囲の人はあなたに対して何も思っていなくても、勘違いでピグマリオン効果が生まれます。
ピグマリオン効果とは、「期待されていると成果が出やすくなる効果」を言います。
周囲の期待に応えることだけを考えていると無意識に自分の才能を押し殺してしまい、自分が潰れてしまう可能性も出てくるのです。
嫌われることは怖いですが、あなたが他の人と違うことをした時に「本当に嫌われるのか?」を冷静に考える必要があります。

自分の中に軸を作る!

誰かからの評価を気にしていると、本当の自分が分からなくなってしまいます。
人それぞれ価値観があるので、他人に合わせてばかりだと「意見を言わない人」として嫌われる可能性もあります。
だからこそ、自分の考えに自信を持って素直になるのが大切です。
自分の周りには同じような人が集まるため、本来の自分で過ごすことが楽しくなるはずです。
周りからの評価ではなく、自分が自分を評価できるようになることが重要となってきます。

嫌われたくないからと自分を押し殺してしまうと、自分にとってためになる出会いのチャンスも逃してしまうかもしれません。
世間一般的な「普通」というのは人々が考えている理想に近いものがあるのかもしれません。
周りの考える普通を捨てて、自分が考える普通を大切にしていきましょう。