「正社員としてきちんと働いているのに、給料が全く上がっていかない…」という悩みを持っているなんて人も多いのでは?
世間では昇進して給料がどんどん上がっていく人がいるのに対し焦りを感じてしまう方もいるかと思います。
給料が上がらない人と上がる人の違いは能力の差もありますが、考え方に大きな違いがあります。
ここでは、給料を上げるための必要な考え方について紹介していきましょう。
給料が上がらない人の仕事に対する考え方
「働いている時にめいっぱい仕事をしていれば給料がもらえる」と思っている人やあからさまに「私、頑張って仕事をしています」とアピールしている人は、残念ながら給料が上がらない人の考え方です。
決められた時間内で仕事をこなしていれば給料がもらえるというのは、大きな落とし穴になってしまっていると言っても過言ではありません!
会社から支給される給料は、その額に見合った働き方をしている分だけ支払われます。
労働の成果の対価として支払われるもので、労働時間の対価としてもらうものではありません。
また他の人よりも自分はよく働いていると過信している人は、会社にあまり貢献していないと評価されてしまいます。
一生懸命働いているのに評価されていないのであれば、それは上司との付き合い方や成果につながっていない可能性が考えられるでしょう。
給料を上げるための考え方とは?
給料を上げるために最も大切なことは、自分の労働価値を高めることです。
労働価値とは売上だけではない価値のことを言い、その人の労働価値を決めることはできません。
ですが、例えば営業事務がいないことには営業職の売上は達成しにくいので、会社には営業事務という役割が必要とされるわけです。
給料が上がる人は、この労働価値を上げられる存在であること、それに加えて売上に貢献できる人です。
さらに、昇進していく人は給料を上げようとする考え方をもっていません。
売上や労働価値を上げる方法を感覚的に理解しているのです。
「給料を上げるには」ではなく「売上を上げるには」や「コストを下げるには」という考え方で行動に移していることが多いでしょう。
同じ会社の社員でも、仕事に対する考え方一つで給料に差が出てきます。
会社の業績や成果を上げるためには、自分がどんな行動を起こせばいいのか考えながら仕事に取り組むことができれば自然と給料も上がっていくのではないでしょうか。