国内や海外に旅行をする際、様々なツアー会社が提案しているツアーやプランを利用するという方は少なくありません。
ツアー内容やキャンペーンによって、通常の旅行よりも費用を抑えることができるので人気も高いです。
今回は、旅の目的に合わせた様々な旅行形態をご紹介します。
全て任せられる「募集型企画旅行」
「パッケージツアー」とも呼ばれる募集型企画旅行は、会社側が目的地、交通手段、旅行期間、費用などをあらかじめ決めて販売し、参加者を募るといった形態です。
一般的にパンフレットやチラシなどに記載されているのは、募集型企画旅行が多いです。
飛行機や新幹線などの交通機関のチケットは会社側が団体で購入するので、団体割引きなどが適用され、比較的低価格で入手できます。
そのため、通常のチケット代よりも安いですし、面倒な手続きは全て会社側が行ってくれます。
また、旅行先で何かあった場合、特別補償が受けられるということも大きなメリットです。
希望通りにしたいなら「受注型企画旅行」
旅行者の希望に応じて、会社側が旅行を企画するのが受注型企画旅行です。
旅行会社が提案しているツアーやプランの中に希望のツアーがない場合、依頼して自分専用のオーダーメードツアーを作ってもらうことができます。
この形態は募集型企画旅行とは違い、完全にオーダーメードなので自分の希望通りの旅程になります。
無駄な時間を過ごしたくない方や、大人数での団体行動が苦手な方などにオススメですよ。
しかし、目的地や交通手段、かかる費用などを一から考えるので、募集型企画旅行と比べると、費用が膨らんでしまうことが多いです。
必要なところだけ「手配旅行」
手配旅行とは、旅行者の依頼によって宿泊施設や交通手段のみの手配をするといった形態です。
宿泊施設や新幹線、飛行機の予約など、旅行をする上で面倒になる工程を代行してくれるので、希望通りに気楽に旅行を楽しめます。
予定の組み方によっては、大幅にコストをカットすることができるのも魅力的です。
しかし、あくまで手配の代行のみなので、手配部分以外の責任問題は会社側には一切なく補償も受けられません。
旅行先でトラブルが起きてしまった場合は全て自己責任なので、手配旅行をされる方は注意してください。
旅行は、綿密な計画を立てて目的に合ったツアー旅行形態を慎重に選ぶことが重要です。
費用、目的、補償などを考え、充実した悔いの残らない素敵な旅行にしましょう!