近年、独身の方や夫婦で働いてる場合、生命保険は必要ないと考える方が多いようです。
しかし、家庭を持っていると必要か不必要かで揉めることもありますよね。
相手を納得させるためには生命保険についてよく知る必要がありますし、メリットやデメリットも理解しなければなりません。
今回は、生命保険が必要な人と不必要な人の違いを解説していきます!
生命保険の種類
生命保険の種類は大きく分けて2つあります。
1つは、契約期間満了時・解約時に一定のお金が支払われる「貯蓄型の生命保険」。
貯蓄型は払ったお金がほとんど戻ってくるため、損をすることがありません。
しかし保険料は高額になることが多く、死亡時の保証も心もとない額になる可能性があるため注意が必要です。
2つ目は、貯蓄型よりも保険料が安い「掛け捨て型の生命保険」です。
掛け捨て型は保証期間内に何事もなければお金は戻ってきませんが、死亡してしまった場合は手厚い保証が受けられる保険となっています。
掛け捨て型保険のようにお手頃な価格で期間内に保証が付く保険は、お金に余裕がない方や十分な貯蓄がない方にとって安心できるものなのです。
生命保険が必要な人
お子さんがいる場合は、死亡保障を目的とした生命保険が必要です。
親には大人になるまで子どもを育てる責任がありますので、自分がもし死んでしまってもお金が必要になってきます。
十分な貯蓄がある場合を除いて、掛け捨て型の生命保険がおすすめです。
一家の大黒柱を担っている方は、家族の将来を考えると生命保険が必要なのではないでしょうか。
また、子どもがいなくても配偶者が無職の場合は加入しておくと安心です。
国からの遺族年金は18歳以下の子どもがいる妻(夫)に支払われますが、子どもがいない場合は支払われません。
どちらかが死亡して生活ができなくなってしまう危険があれば、生命保険加入がおすすめです。
生命保険が必要ない人
独身の方は医療保険に入っておくのがおすすめです。
病気やケガなどの危険は誰にでもありますので、急な入院等に備えましょう。
若いうちに入っておけば、安く済む場合もありますので検討してみてください。
また、自分の両親を養っていく予定がある方は生命保険に加入しておいた方が良さそうです。
独身の方でも、生命保険に入っておいた方が安心という方も多いです。
夫婦が共働きだとしても、子どもが生まれた場合は生命保険の加入を検討するべきでしょう。
十分な貯蓄がある場合は、生命保険が必要ない場合もあります。
貯蓄でも生命保険でも、備えておくことで安心を得られるので今一度しっかり考えてみてはいかかでしょうか。