日本は自然災害が多い国として有名です。
中でも地震の発生率が世界で4位ということで、これまでもたくさんの大震災を経験してきました。
自然災害はいつどこで起こるか分からない場合が多いので、災害への色々な備えが必要です。
今回は、防災セットに重点を当てて解説していきたいと思います!
防災リュックを用意する時のポイント
1つ目のポイントは、「防災リュックは1人1つ用意する」ということです。
必要なものは男女でも年齢でも変わってきますし、常備薬などもあるかもしれません。
小さい子どもがいる場合も子ども用のリュックを用意し、いざという時は大人が運びます。
しかし、その場に居ない人の持ち物は持って行く必要はありません。
命があればその後は何とかなるので、安全な場所に逃げることを最優先にしてください。
2つ目のポイントは、防災リュックに入れる物の決め方です。
2~3日間過ごすための分を入れておくのがベストで、リュックに入れる物を考える時は、近くの避難所に備蓄してある物を把握してからがおすすめです。
避難所の備蓄には数に限りがありますが、必要な物の優先順位が決めやすくなります。
備蓄してある物の確認や、自分が避難する可能性のある場所などを頭に入れておくのも立派な災害への備えになります。
3つ目のポイントは、最低1年に1回中身のチェックをすることです。
災害はいつ襲ってくるかわからないので、夏に準備した防災リュックを冬に使うことになるかもしれません。
季節の変わり目には中身をチェックし、季節に合わせた防災リュックをつくりましょう。
また、食べ物の消費期限や懐中電灯が使えるかなども見ておくと安心です。
防災リュックに入れておいた方が良い物
荷物の重さは男性15kg、女性10kg程度がベストとされていますが、自分が背負って逃げると想定したときに、持ち運べるかどうかを確認しておくのがおすすめです。
飲食料は、500mlのペットボトル2本、調理無しで食べられる物を入れておきましょう。
チョコレートやキャンディ、カロリーメイトなど少しでも癒しになりそうなものを選んでください。
防災頭巾か帽子は災害で逃げる際に必須で、軍手や懐中電灯、雨具などもあると便利です。
他には携帯の充電器や身分証明書のコピーや油性マジックがあると安心です。
また、マスクやウエットティッシュなどがあると清潔を保てるのでおすすめです。
防災リュックの中身は1人ひとり違いますが、今回はあったら便利なものを紹介しました。
これを機に防災リュックを用意し、何かあった時のために自治体のホームページを確認してみてください。