2018年夏のボーナス平均支給額は、去年と比べると4.62%増えているそうです。
会社によっては大幅に増える場合もあるんだとか。
今回は、業種別ボ一ナス事情や今年の支給額が多い企業などを見ていきたいと思います。
業種によって大きな差が出るボーナス事情
2018年夏のボーナスは、平均が82万9786円で、去年より4.62%増えています。
6年連続で増えていることになります。
2017年は、製造業の業績があまり伸びなかったことから、全体的な結果はあまり良くなく、なんとか増加してという感じでした。
それから比べると2018年は、どの業種でも業績が良く、去年のボーナスよりは増加する可能性が高くなっています。
今年の夏のボーナスが増加する要因の1つに、製造業の業績引き上げがあります。
去年は0.09%の減少でしたが、今年は4.91%の大幅な増加を見せています。
しかし、ボーナスの支給額は業種によって大きく異なります。
精密機械、自動車・部品、科学は支給額トップ3で、トップの精密機械では107万8154円で、唯一100万円を超えています。
そして去年より大きな伸び幅を見せているのが、鉄鋼で26.34%増加しています。
特にJFEスチールは、今年のボーナスが82万5000円で、去年より41.02%増加する結果になっています。
それに対して、外食・その他サービスやその他小売業などでは、45万円前後となっていて、昨年より業績の伸びも大きくありません。
夏のボーナス、支給額が多い会社は?
今年の夏のボーナスの支給額が多い会社はいったいどこなのでしょうか?
会社別の支給額ランキングを見てみると、トップを飾っているのは27.02%増えているソニーで支給額は166万8500円です。
これだけの額が支給される理由の1つに、2018年3月期の利益が最高益だったこと考えられます。
そして、毎年トップの常連になっている自動車関連の企業も、相変わらず上位です。
トヨタ自動車は133万円、ホンダは121万5000円、日産自動車は111万2050円ということで、やはり大手の自動車関連企業は高い傾向にあることが分かります。
また、中堅の工作機械メ一カーながら毎年上位にランクインしているスター精密は、今年も健在です。
夏のボーナスは、約155万円で45.07%の増加を見せています。
業績連動型を導入している企業で大きく伸びているようですね。
皆さんは、今年のボーナスはいくらくらいもらえそうですか?
全体的に増加傾向にあるようなので、きっと期待している人もいるはずです。
今年だけではなく、来年以降もボーナスが増加してくれるとさらに嬉しいですね!