いまさら聞けない?コエンザイムQ10の美肌効果や副作用

強い抗酸化作用を持つ「コエンザイムQ10」は美容やアンチエイジング効果が高いとして化粧品やサプリメントにも多く使われていまする成分です。
しかし、コエンザイムQ10がどのような成分か実はよく知らない、という人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなコエンザイムQ10が持つ美肌効果と副作用や安全性についてご紹介します。

コエンザイムQ10とは?

「ユビキノン」とも呼ばれるビタミン様物質のコエンザイムQ10は、食事での摂取のほかに体内で合成することもできる成分です。
60兆個ともいわれる体のすべての細胞に存在し、生命維持に欠かせない成分の1つです。
20歳をピークに体内での合成量が減少し、40歳では不足すると言われているため定期的な摂取が望ましい成分です。

美容とアンチエイジングに効果的

体の細胞すべてに存在するコエンザイムQ10ですが、心臓には特に多く含まれています。
これまでは代謝性強心剤として医薬品の立ち位置だったため、一般に知られることはありませんでした。
ところが2001年、食品利用の認可が下りたのを機に様々な化粧品やサプリメントとして浸透しはじめたのです。
主に、強い抗酸化作用による細胞の老化速度の低下や肌細胞のターンオーバーの促進、シミやシワ、たるみの改善などといった効果が期待できます。
化粧品とサプリメントを上手に使って若々しいハリとツヤのある肌を手に入れることができるようになります。

疲労改善やダイエット効果も

加齢に伴い体内のコエンザイムQ10が減少するとエネルギー生成が滞り、血流量が減るので疲れやすく、疲れが取れにくくなってしまいます。
コエンザイムQ10を摂取することによりエネルギー生成が活発になります。
その結果、血流量が増えると疲れが改善するとともに基礎代謝も上がるのでダイエット効果や冷え、むくみの改善も期待できるのです。

副作用はあるの?

コエンザイムQ10はサバや豚肉、ブロッコリーやごま油など食品にも含まれており、食事での摂取が可能です。
現在はより手軽で効率的に摂れるサプリメントもあるので上手に活用しましょう。
もともと体内にある成分なので摂取基準や推奨量の上限は定められていません。
しかし、服用中の医薬品との併用や妊婦さんへの安全性は確認されていないので過剰摂取は控え、1日の目安量を守らなければいけません。

今回はコエンザイムQ10が持つ美肌効果と副作用や安全性についてご紹介しました。
コエンザイムQ10とは医薬品として実績がある成分なので目安量を守って摂取すれば素晴らしい効果が期待できます。
化粧品とサプリメントを上手に活用して美肌を目指しましょう!