歴史ファン興奮!古代ローマの時代を知れるおすすめのローマ建築4選

歴史が好きな女性を表す「歴女」という造語が誕生する程、歴史にハマる人は多くみられます。
そんな歴史ファンのロマンといえば、古代のローマ時代を知れる「ローマ建築」ではありませんか?
ギリシャ建築とエトルリア建築の影響を受けて発展したローマ建築は、建築物自体が芸術品と言われています。
時代を象徴する彫刻が施されているものがほとんどのため、憧れを抱く人も多いですよね。
そこで今回は、歴史ファンにおすすめしたいローマ建築についてご紹介します。

パンテオン

ローマのマルス広場に建てられている「パンテオン」は、たくさんのローマ神話の神々を祀っている神殿です。
この神殿は紀元前25年からという長い歴史を持っていますが、一度火事で焼失。
その後ローマ皇帝によって再建され、以来長い年月を経てたくさんの人々が訪れる有名な観光スポットになりました。
ローマに訪れた際にぜひ注目してほしいところは、パンテオン内部です。
神殿内部の壁面にはたくさんの彫刻が施されており、その繊細さに魅了されるでしょう。
また、神殿の天井にはオクルスと呼ばれる円形の窓があり、窓から差し込む光は神々しくも思えます。

コロッセオ

ローマ帝国時代に建てられた闘技場が「コロッセオ」です。
大きなスポーツスタジアムとほとんど同じ大きさをしていると言われ、約8万人も収容できるとのこと。
剣闘士と猛獣の戦いや罪人の公開処刑が当時のローマ市民の娯楽だったのが窺えます。
剣闘士や猛獣の待機場所とされていた地下室の詳しい構造や仕組みなどは、予約必須のガイドで見学できますよ。
当時の地下室の仕組みを知れば、古代ローマの虜になるはず。

フォロ・ロマーノ

ローマの観光地として、コロッセオの次に外せないのが「フォロ・ロマーノ」です。
古代ローマの中心部と言われていたフォルム・ロマヌムの遺跡で、現在も発掘作業が行われています。
大小様々な神殿や国家公文書館など、古代ローマ時代に使われていたであろう施設がたくさん存在。
遺跡のものは倒壊した建物や未完成の建物など様々なので、時代を想像しながら見て回ると楽しいですよ。

ポルトゥヌス神殿

ローマ時代に建てられた神殿の中で、最も保存状態が良いとされているのが「ポルトゥヌス神殿」です。
古代ローマ時代には神殿の付近に河川港があったことから、港の神であるポルトゥヌスに捧げられていた神殿と考えられています。
この神殿の外壁には白色の漆喰が多少残っているため、白色のストゥッコと呼ばれる化粧漆喰で装飾されていたようです。
当時の神殿ではよく使われていた模様が、屋根や柱に施されている特徴も見られます。

遺跡や建築物は、古代のローマ時代が想像できる貴重なものです。
歴史に詳しくない人も楽しめる建築物ばかりなので、ぜひ訪れて目に焼き付けてくださいね!