暴飲暴食をしてしまった日や病み上がりなど、胃の不調によって食欲が減退してしまうなんてことがありませんか?
胃は疲れてしまうと消化吸収が上手く機能しなくなってしまいます。
そんな時は、胃に負担のかからない優しい食事を取り、胃を回復しましょう。
それでは消化吸収の良い食品と悪い食品を紹介していきます。
消化吸収を高めるのに体を温める食材を食べよう
普段から食べている料理や食材の中には、消化吸収をサポートしてくれるものがあります。
お粥は消化吸収がよく、水分補給にもなる主食です。
特に免疫力を高め、風邪を治す力となるアミノ酸が多く含まれるのが卵です。
また、梅干しやキムチを入れると発汗効果があり、カボチャやカブも体を温めてくれます。
梅干しは体を温めるだけでなく、喉の不調に効果的なクエン酸が含まれているのでオススメです。
お粥では物足りないと感じる方は鶏肉を入れるのが良いでしょう。
なぜ鶏肉がいいかというと、他のお肉は脂肪が多く、摂取すると胃酸が増えて胃を刺激してしまいます。
そのため、脂肪の少ない鶏ささみや鶏ももが良いとされています。
豆腐は良質なたんぱく源であり、また体の調子を整える機能性食品でもあります。
あんかけ豆腐にして体を温めると良いでしょう。
山芋はアミラーゼという消化酵素が含ますが、熱に弱い酵素なので生で食べるのがベストです。
そのため、料理の仕上げにかけるのをオススメします。
粘り気が胃の粘膜を保護してくれる効果がありますよ。
キャベツは様々な調理方法に対応できる万能食材で、野菜の中でも特に胃に優しい食材です。
傷んだ胃を修復し、正常に整えるビタミンUを含んでいます。スープに入れると食べやすくなるのでオススメです。
胃が弱っている時に食べてはいけない食材は?
胃に優しい食材を紹介しましたが、逆に胃に悪影響を与えてしまう食材も知っておくと今後の胃の健康につながります。
胃が弱っている時には、脂肪分の高い食品は胃酸を刺激してしまうので控えましょう。
また、冷たいものは消化不良を起こしてしまうので気を付けてください。
消化によい豆腐も冷奴で食べるよりも温めて食べる方が良いです。
繊維質の多い海藻や野菜の中でもごぼうやたけのこは胃への負担が大きく、消化に時間がかかるので避けるべきです。
胃に良い食品と悪い食品を紹介しました。
胃の回復力を高めるには、消化吸収がよく温かい食品が効果的です。
胃の不調を促進してしまう食品は冷たいものや脂肪分の高いものです。
野菜は消化吸収のよい印象がありますが、良い物と悪いものがあるので特に注意が必要!
胃は栄養を司る臓器ですから、大切にして過ごしましょう。