毎日のお洗濯に使われる柔軟剤ですが、ちゃんと効果的に使えていますか?
しっかり使っているのに衣類があまりふんわりしない、なんて時は使い方を間違っているかもしれません。
今回は柔軟剤の正しい使い方と注意するポイントをご紹介します。
色々ある柔軟剤の効果
柔軟剤の役割は主に洗濯物の肌触りを良くして、香りを付けることです。
最近は多様なニーズに応え汗ジミや汗ムレを防いだり、防臭や抗菌・静電気対策を謳った商品もあり、用途に合わせて細かく使い分けできるようになりました。
天然成分だけを使用した赤ちゃんの肌着にも使える商品などもあります。
こうした効果をしっかり発揮させるためには、柔軟剤を正しく使うことがポイントです。
柔軟剤を投入するタイミングとは?
柔軟剤は洗濯の最後のすすぎのタイミングで使います。
全自動洗濯機は縦型・ドラム式ともに投入口があるので最初にセットしておくと後は自動的に投入してくれるので大丈夫ですが、二層式洗濯機の場合は最後のすすぎのタイミングで自分で投入する必要があります。
また、手洗いの場合はすすぎが終わった後に水を溜め直してから柔軟剤を投入し、2~3分ほど振り洗いをしましょう。
柔軟剤の効果を発揮させるポイント
柔軟剤の効果を十分に発揮させるにはどのような点に注意したらいいのでしょうか?
・洗剤と混ぜない
分けて投入するのが面倒だからと洗剤と一緒に投入してしまうと、成分が相殺されてしまい、洗剤と柔軟剤両方の効果が発揮できません。
汚れ落ちが悪くなるので、手間に思えても必ず洗剤と柔軟剤はそれぞれの投入口へ投入しましょう。
・使用量を守る
洗濯物の量に合わせて適正量を投入しましょう。
少なすぎても効果が発揮できませんが、多すぎても良くありません。
衣類の吸水性が悪くなってしまったり、肌トラブルの原因にもなったりします。
また、衣類に香りが強く付いてしまい周りの人に不快感を与えてしまう「香害」にも注意が必要です。
・洗濯物はすぐに干す
せっかく防臭や抗菌効果のある柔軟剤を使っていても、湿度が高く密閉された洗濯機の中に長く置いておくと雑菌が繁殖してしまい、生乾き臭がしてしまいます。
脱水が終わったらなるべくすぐに干すことをおすすめします。
柔軟剤の効果や使い方を詳しく知らない方は多かったのではないでしょうか?
適正量を正しく使用すれば様々な効果を発揮して肌触りや香りを楽しめるので、この機会に使い方を見直してみてください。