人事異動や転勤の内示が出た時には、まず何をやるべきなのでしょうか?
後任者や周囲の人に迷惑をかけないためにも、何をしなければならないのかをきちんと知っておきたいですよね!
今回は、異動や転勤が決まったらやるべきことをご紹介します。
異動が決まったら
異動が決まったら、着任、移動日までに何をしなければいけないのでしょうか?
社内と社外で対応は違いますが、必ずやらなければならないのは「引継ぎ」と「挨拶」の2つです。
・引継ぎ
異動後も、後任者に迷惑をかけずスムーズに業務を引き継ぐために、仕事の棚卸や引き継ぎ書の作成をしましょう。
告知が可能になってからは、後任者と一緒に仕事をする時間を設けるようにすればよりスムーズに引継ぎができますよ。
・挨拶
直接訪問できる取引先や異動先の上司など、お世話になった方に挨拶をしに行きましょう。
取引先に挨拶をしに行くときは、後任者を一緒に連れていくと取引先の方に安心感を与えることができます。
遠隔地などで直接訪問することが難しい方にはメールで挨拶をしましょう。
異動しても取引先が変わらない場合も、部署、事務所が変更になる場合は知らせておく必要があります。
今までお世話になった同じ職場の方にも直接口頭で挨拶をし、送別会がある場合には改めて挨拶をしましょうね。
他にも、デスクや身の回りの整理、掃除等をして後任の方が気持ちよく使えるようにしましょう。
異動当日には、今までの感謝の気持ちを込めてもう再度挨拶をしてくださいね。
その際には、感謝の品(菓子折りなど)を渡す場合も多いです。
着任初日、異動したら
新しい環境になってからもやるべきことはたくさんあります。
着任後に始めることは、「挨拶」と「前の部署、事業部への挨拶状」の2つです。
・挨拶
新しい環境にいち早く慣れるためにも、まず初めに挨拶、自己紹介が求められます。
最初の印象がどのように映るかは大切なことであり、仲間や上司の名前と名前をしっかりと覚えるためにも必要不可欠です。
挨拶のポイントは、「背筋を伸ばし・爽やかに・聞き取りやすいスピードで・語尾まできちんと」ですよ。
引継ぎを受けたら自分が新しく担当する取引先に挨拶をします。
着任の一報はメールでもいいですが、直接会って挨拶をするための約束も取り付けておきましょうね。
・挨拶状
着任したら、2ヶ月以内に前の部署、事業部に挨拶状を送る必要があります。
もし、異動の際に贈り物をもらった場合はその返礼も別途送りましょう。
異動が決まったらやるべきことを紹介してきました。
異動が決定した時だけでなく、着任してからもどんな場面でも大切なのは挨拶です。
また、引継ぎは去る者の最後の仕事と言っても過言ではありません。
異動前、異動後にやるべきことを確認しておき、スムーズに仕事ができるようにしましょう。