最近よく聞く形式!パッケージツアーとは?

「パッケージツアー」という言葉を目にすることはありませんか?
最近は旅行のカタログなどでも目にすることが多くなったと思いますが、詳しい仕組みは知らないという方もいるでしょう。
そこで今回は、パッケージツアーの仕組みについて説明します。

パッケージツアーってなに?

パッケージツアーというのは日本語で「募集型企画旅行」と言い、旅行会社が航空券やホテルなどを組み合わせて販売します。
そのため、交通機関やホテルなどを自分たちで予約する必要がなく、申し込んだ時点で全てが完結します。
航空券やホテルを旅行会社独自のルートで団体価格で買うため、個人で予約するよりも安くなる傾向にあるのでとってもお得!
パッケージツアーと似た方式では「ダイナミックパッケージ」という方式があり、ダイナミックパッケージにするとフライトやホテル好きなように組み合わせられるので、パッケージツアーよりも自由度があります。

フリープランや添乗員同行の意味

パッケージツアーの概要を知っても、カタログには少々分かりづらい点が記載されていることがあります。
ここでは、カタログでよく記載されているフリープランや添乗員同行の意味を紹介しましょう。

・フリープラン
あらかじめ決まられているパッケージツアーなのに、「フリー」とはどういうことかと思った人もいるのではないでしょうか?
フリープランは、交通とホテルだけがセットになっていて、それ以外は基本的に自由になっています。
交通機関の中には、空港からホテルまでの送迎と現地での半日無料観光などが付いている物もあります。
海外の都市域のプランにはこのツアー形式を採用している場合が多いです。

・添乗員同行
添乗員同行は、その名の通り添乗員が同行してくれる仕組みです。
日本を出発してから、滞在中はもちろん帰国するまで添乗員が付いてくれるので、現地のことを熟知していない方にとっては安心ですね。
似たプランで現地ガイド付きというものがありますが、これは日本語の話せる現地のガイドなので、日本人とは限りません。
移動や食事、言葉の心配はありませんが、基本的に行動は決められており自由行動がない点は注意しましょうね。

パッケージツアーの注意点

パッケージツアーの中には「最少催行人員」というものが決まっている場合があります。
最小催行人員は、所定の期間までに人数が集まらない場合は実行されない仕組みになっています。
このため、1人での参加が割高になる場合や、そもそも予約ができないケースもあるので注意が必要です。
また、航空券の値段を比較してみると、パッケージツアーで組まれている航空券よりも個人で格安航空券を買った方が安い場合があります。
パッケージツアーを検討しているのであれば、旅行会社に詳細を確認しておくようにしましょうね。

今回はパッケージツアーについて説明してきました。
初めから航空券、ホテルなどの予約が取られているので、パッケージツアーは楽な反面、自由度がないという欠点もあります。
ただ、パッケージツアーの中にはある程度自由度があるツアーも用意されているので、自分に合ったツアーを見つけてみてください。